JBA

JBA

ニュース

RSS 一覧へ

【現地レポート】第2戦 ラマスヘッドコーチの目指すスタイルが垣間見られ、72-57でウルグアイに快勝

2017年7月30日

 初戦は69-79と10点差で敗れた「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは、フリオ・ラマスヘッドコーチ就任後、初勝利を目指して「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017」の第2戦が青山学院記念館にて行われました。初戦は序盤から一方的にリードを奪われた日本でしたが、その課題点をしっかり修正して臨み、#35アイラ・ブラウン選手の3Pシュートで先制。コートに立つ5人でボールを共有しながらノーマークを作ってシュートを放ったことで、昨日の37.9%シュート確率から50.6%へと大幅に向上させます。守っては前線からプレッシャーをかけ、インサイドもしっかりチームで守り、72-57と15点差をつけて快勝しました。

 そのインサイドから初戦は21点・12リバウンドを奪われた#15エステーバン・バティスタ選手を、今日は13点・8リバウンドに抑えることに成功しています。マッチアップした#8太田 敦也選手は、「まずはディフェンスの戻りを早くすることを心がけ、相手のボールを止めて相手にセットプレイをさせるようヘッドコーチから指示がありました」と言うように、インサイドで簡単に攻めさせてしまった初戦の反省点を徹底したことで後半は点差を開くことができました。

ポイントガードとして球離れ良くプレイすることを意識していた#7篠山 竜青選手

ポイントガードとして球離れ良くプレイすることを意識していた#7篠山 竜青選手

 チーム全員で「強度の高いディフェンス」をした日本は、第1ピリオドこそ16-17と1点ビハインドでしたが、その後は14点以下に失点を抑え、その点をラマスヘッドコーチは勝因に挙げています。オフェンスではボールをつなぎ、チャンスを作りました。「一人ひとりがいかにボールを短く持って、パスでどんどん回していくプレイをヘッドコーチは求めています。ポイントガードとしてはボールを持ちすぎず、少ないドリブルでペイントエリアにアタックしたり、行けなければ次のチャンスを狙って行こうと意識していました」と言う#7篠山 竜青選手は、積極的にゴールを向かってチャンスを作り、10点・3アシストをマークしています。ラマスヘッドコーチは、初戦の5人からアシストを記録した選手が7人に増えたことに対し、「しっかりスペースと使うことができており、このようなプレイを継続していかなければなりません」と、目指すべき方向性が少しずつ見えてきました。

 #24田中 大貴選手もペイントエリアにアタックすることでチャンスが広がることを実感しており、「全員が足を止めずに、誰かがドライブしたら次のスペースを作っていく連動性がもっともっと出てくると、より良いシュートが打てるようになってきます」とラマスヘッドコーチの目指すバスケットスタイルに手応えを感じています。

 試合中、相手の肘が当たったことで、左目のまぶたを切り、一時コートを離れた#6比江島 慎選手でしたが、後半は復帰し、チームトップの16点を挙げました。初戦を終えた後、「もっともっとドライブし、周りを生かしていくプレイを意識して戦っていきたい」という反省点をしっかり改善し、積極的なプレイで会場を沸かせます。ドライブすることでスペースができることを実感し、「今日はラマスヘッドコーチが求めるバスケットを少しはできたと思います」と自信をのぞかせていました。

 来日11日目のラマスヘッドコーチですが、この2試合を終えて、日本の選手たちの取り組む姿勢やスマートにプレイをする点を評価しています。その長所をベースとし、さらなる練習や試合を積み重ねていきながら、日本らしいバスケットスタイルの構築に取り組んでいきます。「AKATSUKI FIVE」男子日本代表は、明日7月31日よりスペイン遠征に出発し、現地にてウルグアイ(26位)よりも高いFIBAランキング15位(日本48位)のベネズエラなどと実戦形式の強化を図っていきます。

 先発センターの太田選手も、「ウルグアイはフィジカルが強かったですが、あれが国際大会ではスタンダードであり、あのサイズの選手たちを止められるようにセンター陣はならなければならないといけません。格上相手の試合をどんどんやって、慣れていきたいです」と前向きに捉えています。太田選手は2011年に行った南米遠征でベネズエラと対戦した経験があります。当時はボールを自陣に運ぶことすらできず、「いろんな面で日本よりも数段上回っていましたが、一番感じたのはセンター陣のピックの速さと正確さです。そこは僕らが真似しなければいけないところだと感じさせられました」と振り返るように、格が違いました。あれから6年の月日が経ち、太田選手も代表のキャリアを重ね、その成長を感じられる遠征になるよう期待しています。

 スペイン遠征後、そのままレバノン・ベイルートで8月8日より開幕する「FIBAアジアカップ2017」に挑みます。「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは、既に2020年東京オリンピックへ向けた戦いが始まっています。ウルグアイ戦同様、引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。

ペイントエリア内にアタックし、ディフェンスを寄せてチャンスを作る#24田中 大貴選手

ペイントエリア内にアタックし、ディフェンスを寄せてチャンスを作る#24田中 大貴選手

スケジュールSCHEDULE

7月29日(土) 15:00 TIPOFF
第1戦

日本

69 - 79
試合終了

ウルグアイ

7月30日(日) 16:00 TIPOFF
第2戦

日本

72 - 57
試合終了

ウルグアイ

LINE@でつながろう
報道関係者 取材申請用ウェブサイト

今大会の取材をご希望の報道関係者は事前申請が必要になります。
詳細はこちら>>